2018年度 トピックス
チーム山口、快進撃
Research achievements of "Team Yamaguchi"
アイバンク事業の拡大と発展
Introduction of graft preparation for endothelial keratoplasty at Eye Bank
内皮移植 (DSAEK) に欠かせないグラフトの作成に、新しいマイクロケラトームシステムが導入された。 導入にあたっては、基礎実験により至適条件を求め、その成果を西迫コーディネーターが国際学会で講演し、更に英文論文として発表した。研究内容が実際の業務に反映されている点に加え、コーディネーターが学術面でも成果を示したという点でも画期的である。現在、実際の内皮移植用グラフト作成に用いられており、更に限定的ではあるが他アイバンクのドナ一角膜に対してもグラフト作成を始めている。
羊膜バンクの発展
Commencement of external shipping of amniotic membrane at Corneal Center
2年前に活動を始めた羊膜バンクで、対外的なシッピングが本格化した。外部シッピングに際しては、移植用羊膜の作成手順、搬送に適した容器の開発などが行われ、実際の運用が始まっている。羊膜移植の保険適用をうけて、羊膜バンクの重要性は、今後ますます増していくと期待されており、当バンクもその期待に答えていきたいと考えている。
病棟再編が角膜移植医療の効率化をもたらした
Clinical achievements: relocating to increase efficiency
多焦点眼内レンズ挿入件数が3500件を超える
Number of implantations of multifocal intraocular lenses exceeds 3,500 cases
白内障手術後に、眼鏡をほとんど必要としない日常生活を実現させる多焦点眼内レンズは、今や先進医療として注目されています。水道橋病院では2003年から導入し、その症例数は3500件を超えました。
ビッセン教授をはじめとする水道橋病院ドクターで高機能眼内レンズの本を出版
Professor Bissen and other doctors at the Suidobashi Hospital publish book entitled "Premium intraocular lens"
東京歯科大学市川総合病院 眼科では、角結膜疾患、ドライアイ、白内障といった前眼部疾患を専門としており、多くの症例・手術を行っております。