東京歯科大学市川総合病院眼科/2011年度トピックス

2011年度　トピックス

東日本大震災発生

The Great Eastern Japan Earthquake

2011年3月11日、東北地方三陸沖の広い範囲を震源とするマグニチュード9.0を示す未曾有の大地震が発生し、岩手、宮城、福島の三県を中心に、東北から関東にかけて甚大な被害をもたらしました。引き起こされた大規模な津波によって１都1道10県で15000人以上の方が亡くなりました。

被災地支援　　

Support for disaster-hit areas

岩手医大、東北大学、慶應大学と協力し、被災地支援診療バスであるVision Van（ビジョンバン）を利用した被災地眼科診療を行いました。Vision Vanは巨大ハリケーン・カトリーナが米国マイアミ州を襲ったときにも活躍したもので、マイアミから飛行機で運ばれてきました。

左／ロシアの巨大旅客機で運ばれてきました。
中／岩手医大のスタッフと。
右／車内診察の様子。

計画停電経験

Dealing with scheduled electrical power cuts

地震による福島第一原発事故の影響により、首都圏では計画停電が実施されました。市川総合病院でも、外来や手術の実施時間が制限されたり、消灯、暖房停止、エレベーター停止などが行われたり、患者さんにも多くの影響がありました。これを受けて現在、自家発電装置の改良工事が行われています。

外来改造

Improvements to our outpatient clinic

増え続ける医療機器や、患者さんやスタッフの動線の改善に対応するために、外来のレイアウトを変更しました。検査室の拡充や診察室の増設などを行い、検査や診察がスムーズに行えるようになりました。

２名が留学へ

Two of our staff studying overseas

2011年9月に、大本雅弘先生がスケペンス眼研究所へ、山口剛史先生がマサチューセッツ眼耳鼻科病院へ留学しました。自身の専門性や興味を生かし、充実した研究生活を送っているようです。一回りも二回りも成長して戻ってきてくれることでしょう。

２０１４年
角膜カンファランス・角膜移植学会主催決定

2014 Cornea conference to be hosted by us

角膜を専門とする医師が一堂に会する学会で、2000年以来14年ぶりの主催となります。毎年2月に行われるため、開催地を暖かい沖縄に決定し、下見旅行を行いました。実りある学会になるよう、スタッフ一同がんばります。

左／学会会場となる宜野湾コンベンションセンター。
右／会場から続くビーチ。

東京歯科大学市川総合病院眼科の専門分野と疾患別のご説明

東京歯科大学市川総合病院眼科では、角結膜疾患、ドライアイ、白内障といった前眼部疾患を専門としており、多くの症例・手術を行っております。