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島崎教授 10周年記念特集 東京歯科大学の教育・研修

島武謳カは2006年1月に教授に就任、以来10年が経ちました。
それを記念して、当科における教育・研修についてまとめてみました。
良い点と悪い点をふり返りながら、当科の魅力を存分にお伝えできればと思います。

座談会 角膜フェロー・後期研修医から見た教育・研修

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角膜移植の頂点で学び技術と知識を身につける

━━ 皆さん、歯科大に学びにいらした動機は。

葛西 私は慈恵医大で専門医をとった後、角膜を中心に勉強したいと上の先生に言ったところ、日本で一番角膜移植をやっている歯科大でしっかり学んだ方がいいと勧められて。留学前は不安でいっぱいだったのが、2年間の留学後、慈恵に戻って移植を始められるようになり、年間30件の角膜移植を一人でこなせているのには自分でも驚いています。

谷口 私も去年専門医を取得して、そろそろ自分の専門を決めなきゃいけないと考えた時に角膜を勉強したいと思って慶應から。慶應では指導医という立場になりつつあったんですが、角膜の専門の先輩方がすごく教えてくださるので、これが最後のチャンスと思って、毎日精一杯吸収しています。

 僕は角膜移植の実際を見て身につけたいという思いで歯科大に来させてもらい、1年半学びました。予想以上に非常に症例が豊富で、恵まれた環境だったと思います。歯科大で学んだおかげで、今は年間80〜90件ぐらい角膜移植をしています。

冨田 僕は大学院卒業後、名古屋から角膜移植を勉強しに来て、気がついたら丸5年経とうとしています。ここまでの4人が角膜フェロー。

ムラト

矢津 ここから後期研修医です。僕は眼科1年目の秋に慶應から出向で来て、1年3ケ月。前眼部疾患をやりたいとずっとアピールして、この機会を与えてもらいました。

中山 僕は別の同期が行くはずだったのが、他の病院に空きが出てその人はそちらに行き、かわりに歯科大に。運命的なものを感じます(笑)。

ムラト 私はトルコからの訪問講師として15年前から歯科大のメンバーだったんですが、2013年に日本の医師国家試験に合格したので市川総合病院での初期研修を一通り終え、今は眼科に入局して後期研修をやっているところです。

外来、手術それぞれで徹底したフィードバック

━━ どのような教育システムで学ぶのでしょうか。

冨田 まず外来では各専門外来に台付きとしてつきます。それと2週間に1回、スライドカンファレンスを行って、ちょっと特殊だったり、教育的な写真や症例をみんなでシェアする。それと予診ですね。

中山 予診というのは、上の先生に来た紹介状などを僕たちが先に見て所見をとり、アセスメントを書く。その時、内容がおかしければその場でフィードバックされるんですけど、そうでない場合もIDを控えておくと、その患者さんのカルテを見返すことができる。そこでわからないことがあれば、聞きに行くと教えてくれるんです。これが毎回、勉強になる。

矢津 僕みたいに外来の経験がなく来ている場合は、外来で先生につくと、患者さんとのコミュニケーションの取り方から勉強になります。

冨田 手術に関する教育では、まず術前カンファ。ちょっと難しい症例や悩ましい症例をみんなでシェアします。それから、手術の助手について実際の手術を見て勉強すること、白内障や角膜移植に関して豚の目を使って練習するウェットラボですね。

矢津 助手につくと、手術終了後のフィードバックがすごい。たとえ夜遅くであっても手術を記録したビデオを一緒に見て、僕がわからないと思っているところをズバリ指摘して説明して下さるんです。

葛西 どんなことを誰に聞いても答えてくれるし、質問がしやすいですよね、歯科大って。みんな目的が近いから、お互いがやっていることにお互い興味がある。

冨田 もっと大きい施設や小さい施設に比べると、うちは上と下の距離が近いわりに人数が多くてまあまあゆとりがあることも、丁寧な指導につながっているのかも。

角膜に熱い同志が集うだけに移植手術の機会均等が課題

━━ 今後の改善点はありますか。

谷口 角膜フェローと一言で言っても、歯科大に来た時点でそれぞれできることが違うので、そういうところに着眼してカスタマイズしたプログラムがあるといいなと。あと、角膜を学びたくて来ている方が多いのは大きなメリットなんですが、その分、角膜移植の機会がなかなか……。

冨田大輔

矢津  僕たちはまだ手術ができないから角膜移植の助手に入るんですよ。フェローの先生は自分の白内障の手術などがあるから助手に入れない。

中山 つまり、僕たちが早く手術ができるようになればいいんですよね。

冨田 そういう問題でもないけれど(笑)、もう少しフェローが角膜移植の助手につくことができれば。助手としてでも関われれば術後も診られるし。

ムラト ここまで熱くなるのは、歯科大が角膜移植件数では日本一だから。みんな、せっかく歯科大にいるのだから角膜移植手術を少しでも多く経験して帰りたいという思いがすごい。

葛西 タイミングもありますよ。戻ることが決まってからの最後の半年間は、本当にみんなが協力してくれて、移植を一通りやれましたから。

谷口 いつまでいられるかわからないのも悩みなんですよね。自分が頑張って成長するしかないんですけど。

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臨床医学・基礎医学のレベルアップ、他施設との交流を目的として、さまざまな勉強会を行っています。

バイキング(毎週)
「いろんなものを好きなだけ」という欲張りな企画から、「バイキング」と名付けられた勉強会です。毎週木曜日18 時半から全員集合し、集中的に勉強しています。臨床トピックスの紹介、日常臨床の検討、基礎医学の勉強、論文進捗状況の確認、各学会の予演会などを行い、非常に貴重な時間となっています。
ピクニック(1 ヶ月ごと)
私たちが行っている基礎研究のテーマと関連のある新しい論文を読む勉強会です。青空の下、お弁当を広げながら読むことはかないませんが、名前は健在です。
ドーナッツセミナー(2 ヶ月ごと)
外部から講師の先生をお招きしてご講演いただくセミナーです。毎回おいしいドーナッツがつくのが好評です。いろんな分野の先生にお越しいただき、日頃の疑問や最先端のお話などをわかりやすく解説していただいています。
イブニングセミナー(毎年)
臨床眼科の最新の知識を学べるよう、年に一度、学内外の先生による講演会を開催しています。専門分野で全国的にご活躍されている先生をお招きしており、近隣の病院やクリニックの先生にもご参加いただき、好評を得ています。
NEW ENEOS(約1-2 ヶ月ごと)
 「エネルギッシュにオキュラーサーフェスを学ぶ」会のENEOSが生まれ変わり、NEW ENEOSとなりました。指導医が中心となり、臨床に関係する細かな知識を分野ごとにまとめてお話ししてくれる貴重な会です。ポイントが押さえられているので、非常に勉強になります。島赴ウ授による周辺知識の補足もあり、豊富な知識・経験を享受できる貴重な時間です。
スライドカンファレンス(1-2 週間ごと)
外来で経験した様々な症例を、写真を見ながら皆でシェアし、検討する会です。重症例や稀少例などいろいろな症例があり、非常に勉強になります。
国内ドナーカンファレンス(1 ヶ月ごと)
国内ドナー待機中の角膜移植症例の適応や術式、術後管理の方法などを皆で検討し、緊急手術になることが多い国内ドナーの症例に備えています。毎月10例前後の提示があります。
教授回診/症例検討(毎週)
毎週水曜朝、全入院患者さんについて、主治医が経過や問題点をプレゼンし、皆で症例を検討するとともに、治療方針の確認や見直しの必要性の有無などを検討しています。
術前カンファレンス(毎週)
毎週月曜朝、翌週の手術症例に関する検討会を行っています。手術適応や術式の選択などについて皆で考え、シェアできる場です。すでに10年以上の歴史があり、当教室で最も長く続けられているカンファレンスであることは間違いありません。
Journal Club(1-2 週間ごと)
全員が持ち回りで、最新の興味ある論文を皆に紹介する時間です。雑誌や分野を問わず紹介されるため、知識の幅を広げるのに役立っています。
ウェットラボ(約2 週間ごと)
白内障や角膜移植の技術向上のため、学内外でウェットラボを行っています。模擬眼を用いて手術の技術を磨いています。若い先生たちが精力的に取り組んでいます。

 

歯科大(市川病院)角膜フェローシップの特長

角膜移植のトレーニングが早い
白内障手術が問題なくできるようになれば、指導医についてもらって学び始めます。まずPKP からですが、最近はDSAEK も早い段階で始めています。

フェローのチーフ・サブチーフを6ヶ月交代で務める
入院患者さんの主治医や手術のタイムスケジュールを決めるなど、大事な仕事を任されます。国内ドナーによる移植手術の執刀医になりやすい

国内ドナーカンファレンスやスライドカンファレンスのプレゼンを担当
フェローと後期研修医の中で毎週順番にあたります。症例提示の力がつきます。

島武謳カの台付き(シュライバーのこと)
勤務シフトによってはつけない人もいますが、いつも大人気。

月2回のウェットラボ
白内障や角膜移植など、各自のスキルに応じて行っています。指導医の先生に日頃の疑問を気軽に質問できる機会でもあります。

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卒業生に聞いてみました

歯科大に来た動機、目的は?

  • 地方都市には角膜移植に携わる専門医がわずかで症例も限られており、 最先端医療を地元に持ち帰るということも大きな目的。
  • 母校で角膜専門外来のトップとして働けるように、専門施設で修業をして知識と技術を身につけるため。
  • 角膜を勉強するため!
  • 角膜移植を勉強したかった。
    アイバンクについて知りたかった。
  • 慶應眼科の先生のご提案で。
  • できるだけたくさんの症例や手術を経験したかった。
  • 角膜移植技術習得を含めた
    前眼部疾患のスペシャリストになるため。
  • より早く、より多くの臨床経験を積みたかったため。

一番楽しかった&苦かった思い出は?

 < 楽しかった思い出 >
  • 夜遅くまでの緊急オペでのハイテンション。
  • DSAEK を執刀した際に、島武謳カが助手についてくれて「いいねー。超うまいじゃん」と言ってくれたこと。
  • ラン・フォー・ビジョンで5km完走。
  • 眼科病棟で奥さんを見つけて結婚したこと。
  • 大晦日の当直中の夜中の緊急手術に、佐竹先生が差し入れを持ってきてくださったこと。
  • みんなで箱根に医局旅行に行ったのが楽しかった。夜遅くまでみんなで酔っ払ってゴロゴロしながらいろんな話をして、まるで部活の合宿のようでした。
 < 苦かった思い出>
  • 研修初期のころ、患者さんのコンタクトレンズが入れられず、逆に患者さんに教えてもらったこと。
  • 借りたアパートが安すぎて、氷点下のすき間風で大風邪をひいたこと。
  • 大学院の関係で、1年間しかいられなかったことです!
  • 医局旅行幹事で予算オーバー。佐竹先生に怒られた。
  • 暑い夏の日の眼球摘出要請。汗だくになって外来に戻ったなぁ。
  • 来たばかりのときにマイコプラズマ肺炎を患い、死にかけた。
  • 市川駅からの雨の日のバス

予想と現実の差は?

  • 思っていた以上に角膜の症例が多かった
  • 角膜は角膜移植だけではなく、白内障やドライアイも含め他の眼球機能や形態に精通している必要があることを知った。
  • イメージでは敷居の高い場所なんだろうなと予想してましたが、思いのほかフランクな先生方ばかり
  • 予想通り、外来も手術執刀もたくさんできている。
  • 前眼部疾患だけではなく、眼科研修全体も充実していた
  • 角膜移植への垣根が思ったよりも低かった
    白内障を完投できたら角膜移植のトレーニングが始まるとか。
  • みんな多忙な中、並行して研究も行っていることを知ってびっくり
  • 角膜専門の病院でありながら、 予想以上に眼科の基礎を丁寧に教えていただき、 網膜硝子体や緑内障の疾患についても学べた。
  • レストランでの全体ミーティングや、練りに練った医局旅行など「よく学びよく遊ぶ」という言葉がぴったり。
  • 交換留学できて、網膜疾患まで勉強できるとは思ってなかった。
  • ほぼ予想通り、楽しくアカデミックでアグレッシブ

島武謳カってどんな人?

  • 崇高な知識・技術を持ったKING of Ocular Surfaceでありながら、お茶目で人を笑顔にしてくれる側面も。
  • 教科書のような先生。
  • 囲碁の達人らしい風格
  • 放任主義かと心配になるがちゃんと見ていて、本当に困ると面倒をみてくれる頼れる師匠。
  • 今も昔もあこがれの先生!
    ちなみに島武謳カの手も美しい!
  • 夢を応援してくれる
  • こうなりたいと思わせてくれる先生。
  • 偉大ですが近寄りがたいこともなく、とってもフレンドリー
  • シャツとネクタイのコンビネーションが最高。
  • プロフェッショナル紳士

改善点や希望は?

  • 色々な先輩方の手術に満遍なく入れるようになると、得るものがより増えるのではないかと思います。
  • 小児眼科に関しても、勉強の機会があるといい
  • より眼表面疾患の裾野をひろげるために、他の病院や研究施設などと多くのつながりが今後増えるとよい
  • チーフが誰かによって、なかなか移植の執刀順が回ってこないなどの不平等もあるかと。
  • 1年間では学びきれないので2年間以上学びたい。
  • チーフの期間が半年間というのは、長かった。
  • 特に将来性のある若者には特別プログラムがあってもいいのかなぁ。
  • これからも、モチベーションの高い眼科医を育てる病院であり続けてほしい。
  • これまで通り、誰にでも門戸を広げた、自由な、でもなぜか統率のとれた歯科大であってほしい。
  • 交換留学はよかった。
  • 特になし。これからもオープンでいてほしい
  • 冗談ですが、駅から近くなってほしい。
    食堂のごはんの質を改善してほしい
  • 緑内障、網膜の専門の先生が以前よりも増えたことはよかった。

現時点でのごきげん度は?

  • 現時点のごきげん度はかなり高い。
    卒業後離れていても切磋琢磨できるということが歯科大のもう一つの魅力だと思います。
  • 歯科大で学んだことをbase に、まだまだ修行中
  • 歯科大で働いていたときが、一番ごきげんだったかもしれません…。
  • 満点。どんな環境でも楽しく明るくごきげんに仕事をすることを教えてもらった
  • 歯科大で先輩たちが教えてくれたことを、まだ後輩たちにちゃんと伝えられていないかも。なので今は85点くらい。
  • 90点。歯科大眼科に関わる全ての人が大好きです。
  • ごきげんですが、今の病院でもう少し手術がしたい
  • 90点以上。もちろん、市川病院で身につけたことがゴキゲンのベースにあります。
  • 国際特許x2、研究助成取得x2、オペ600+α件、英文論文x4 で、200%ゴキゲンです。

今後の抱負は?

  • 独り立ち
  • 子育てで手術を離れているので、いつかしっかり戻りたい。
  • 歯科大のように仲が良く、何か目的があればすぐに一つにまとまる、臨床と研究がつねに両輪で回っているように、自分の大学で頑張っていきたいと思います。
  • アイバンクの活動にこれからも積極的に関わっていきたい。
  • 2016 年はもっといい英文論文をだして、歯科大の価値をさらに上げることに貢献できるように、頑張りたい。
  • 少しずつでも知識をup date していきたい。
  • 地方の一医師として過ごしそうになるが、全国水準の医療提供のために邁進したい。
  • 眼表面および腸管のマイクロバイオーム研究に励み、眼科学の発展に寄与すること。
  • 私なりのワークライフバランスも、うまく取っていきたいな〜。
  • 常に新しい知識を求め、未知の分野に挑戦する。
  • 地元で後輩を育てること。

  ※ 2004年4月以降に在籍した先生方にお聞きしました。ご協力ありがとうございました。

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