1.留学とMBA
- ご自身の研究 / ご留学先: Treg細胞、角膜移植、DE / Reza Dana lab at Schepens Eye Research Institute (Boston, Massachusetts)
- Mission=臨床、研究、教育、経営の歯車を良い方向に回す
経営ということで、Reza Dana labで研究をしつつ Boston university Questrom school businessでMBA取得 (MBA・5/30人が医師・executive class・平均年齢40歳・18か国から) - そもそもMBAとは?:経営学の修士号
リーダーの育成・問題解決能力の育成を行う場所
個人、組織にとって、ヒトモノカネ・情報の扱い方を学ぶ学問
アメリカではMD/MBAコースが2000年から増えている
MBA習得Drの方が生涯年収高い・経営がうまいなどの報告がすでにある 授業はディスカッション中心、非常にインターナショナルでチームでのコミュニケーションをとる授業もある - 医療に応用できるのか?:
例えば外来・opeの運営、病院の運営、マーケティング、経営陣と医療従事者との橋渡し、他の業種とのネットワーキングに有用 - MBA取得の収穫:
チャレンジへの壁が低くなったこと、他にグローバリズム、リーダーシップ、チャレンジ精神
2.新しいチャレンジ
・帰国後に取り組んでいること:Research kit® (2015 Apple)を用いた研究研究用のアプリを作るプラットフォーム
いろいろな大学がstudyを出している
様々なメリットがあり、現在作成中
3.ゲーム理論
- ゲーム理論とは:
自分がどのような行動をとるべきかと言うときに、他の人がどのような行動をとるか考慮するという相互依存関係を分析すること。
ex 恋愛・人間関係 - グループワーク:4チームに分かれ、経営者の視点か多焦点眼内レンズの価格競争を行う
- 支配戦略=自身の選択が他の人間の選択に関係なく最適な戦略。
→ ナッシュ均衡(=お互いに動かない均衡)が生まれてしまう。
- ナッシュ均衡下では自らの利益を最大化する行動を選択
= 組織は行動変更する誘引をなくす。 - どのようにしてナッシュ均衡から抜け出すか
同様のゲームがなんども繰り返されている状況を作る
しかし実社会ではそんなに単純ではない
→ 2者が話し合うことで最適解に持っていく。
- 競争下におけるゼロサムゲーム:
拡大余地のない市場における競争はゼロサムゲーム - ノンゼロサムゲーム=共走
win-winの関係を気付くこと
ex macbookとインテル Macbookが売れると、macbookの中に入っているインテル製品も売れます - 組織のbehaviorを単独で帰るのは難しい
→1つのvisionを共有する
→ 1つのパイを分けるのでなく、パイを大きくしてから分け合う
= 競走でなく共走を! - take home message
関わった組織に貢献を!!!
パイを広げる!