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ドーナッツセミナー実施記録
・2013年11月14日 イブニングセミナー
OCT登場により変貌を遂げた緑内障診療
福井県済生会病院  新田耕治先生

・日本人NTGの長期治療成績例
 NTGでも中等度進行(0.5dB/y)は1/5~1/3弱存在する。
 点眼でも進行する場合はテノン嚢再建EX-PRESS併用トラベクレクトミーしている
(ビデオ)
健常日本人の中心窩の脈絡厚は眼軸長と負の相関が報告されている

・PPAの定義 
αzone、β zone、γ zone
・DH多い症例のほうが視野の進行が早い
・OCT RS300(NIDEK)経過観察モード(GCCマップ)
 未完成な部分もあるが視野検査ができない高齢者にも今後良いのではないか。
 しかしOCTも万能ではないので注意が必要。


AT IOLの最新情報
東京歯科大学水道橋病院 ビッセン宮島弘子先生

・AT IOLとはAdvanced technology IOLのこと。
今まで
⇒非球面、着色、多焦点、トーリック
今回
⇒製造工程、挿入方法
AcrySoft日本販売20年
⇒アクリル製、フォールダブル、シャープエッジ、着色、多焦点、トーリック
日本では多焦点IOLは自費。トーリックIOL 術者としては大変な面もあるが、患者さん満足度は高い。アクリソフIQ TORIC 1~4D程度対応。
・水道橋病院では45%以上が1D以上の乱視であり裸眼視力が向上する。
倒乱視の方が円柱度数の軽減が少ない(より低矯正)
・角膜後面乱視の角膜全乱視への影響
今までは前面乱視の測定(IOLマスター)
ペンタカム、S1000などは後面も測定可能。 トーリックを使う場合は今後角膜後面乱視も考える必要があるかもしれない。
・Baylorノモグラム
⇒直乱視ではある程度強い度数なら適応に、倒乱視ではある程度弱い症例からも適応


・円錐角膜例では乱視軽減効果あるが、長期での変化に注意。
・多焦点型、レストア
 中央3.6mmが回折デザイン。瞳孔系の大きい状況で遠方にバランスシフト
 薄暗いところでは遠くにピントが会いやすい、逆に言えば暗いところでは近くの本は読みにくい。⇒明るくして読むように指導


・単焦点:遠くの景色がはっきり見える。携帯電話の文字は見えない。
・多焦点:遠くの景色が少しぼやける。携帯電話の文字は見える。コントラスト感度の違いを認識する場合としない場合がある。

■患者への説明

遠方あるいは近方メガネを使うことに問題ないのであれば単焦点IOLで可。
回折デザインによるコントラスト感度低下の説明は必須。
近方の見え方、見やすい距離を確認。
中間距離が見えにくい理由を説明。
夜間のグレア・ハローが起こる可能性、経過によって改善することも。
倒乱視で裸眼視力1.0以上を得るためには乱視度数0.5D未満が理想
 乱視があり見え方に不満⇒LASIK
・来年多焦点+トーリック出てくる予定(ヨーロッパでは発売中)
レストア+3Dと同じ回折デザイン。角膜乱視1D以上の症例に適応。

■新しい眼内レンズ挿入システム

Autosert: 手動だとインジェクターも押してしまうがそれがない。

■フェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術

OCT測定+レーザー照射⇒手術顕微鏡下操作
通常の白内障1-2分長い時間だけで済む。
CCC手動よりずれが少ない。
CCC難しい成熟、チン氏体脆弱例、小児例などへの期待。
角分割4,6分割が基本。今後グリッドデザインに注目。
チップ形状をかえ、吸引だけでも手術できる可能性

【質問】CCCは正円でないと効果が出ないのか?

意外と許容範囲多いが、フェムトセカンドでやった症例のほうが良いという報告と変わらないという報告両方ある。

 
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