トップページに戻る 東京歯科大学市川総合病院 眼科 サイトマップ
HOME
眼科紹介
ご挨拶
沿革
年度別トピックス
診療医師・スタッフのご紹介
研究グループ紹介
掲載記事・取材のご紹介
業績一覧
セミナー・勉強会のご案内
地図・交通案内
患者さまへ
専門分野のご紹介
角膜移植をお受けになる方へ
治療実績のご紹介
疾患別のご説明
患者満足度調査結果
外来のご案内
月間医師外来スケジュール
関連施設のご紹介
臨床研究に関するお知らせ
求人情報
研修医募集案内
研究員募集案内
視能訓練士募集
その他求人に関するお問い合わせ
 
初診仮予約申込書FAXフォーム・ダウンロード
 

www をGoogleで検索 当サイト内を検索
セミナー・勉強会のご案内
 
 
ドーナッツセミナー実施記録
・第126回ドーナッツセミナー
「こだわりの白内障手術」
東京慈恵会医科大学 柴 琢也先生

本日の内容

@ こだわりのOVD、A こだわりのIOL、B こだわりのPEA装置

@ こだわりのOVD

粘弾性物質、Ophthalmic Viscosurgical Device ; OVD
・凝集型
 1%ヒアルロン酸ナトリウム
低分子量〜高分子量 パスタのたとえ 高分子量の方が絡み合う
後嚢破損時
高分子量OVDを用いる
Phacoチップはすぐに抜かない
創口拡大し、オペガンハイなどで核を娩出
IOL挿入時は低分子量OVD


チン小帯脆弱
 凝集型OVDを使いviscodissection
IOLを嚢内で回転させる場合 低分子OVDを入れながら回転させる
・Viscoadaptive OVD
ヒーロンVのみ
2.3%高分子ヒアルロン酸ナトリウム
高い凝集性、空間保持性
過熟白内障
 トリパンブルーにて染色、viscoadaptive OVD、CCCを始める前に
CCC流れそうになったら、これから進める部分にオペガンハイ(進めたい方向に高さを下げる)
・OVD少ない
水晶体が前方移動
・OVDが多すぎる
器具を出し入れするときに眼圧の上下が大きい
・分散型OVD
ビスコート
負に帯電、正に荷電している細胞表面をコーティングしやすい
Soft Shell Technique
2種類のOVD
ビスコート(内皮保護)+ヒーロンV(CCCの操作性、PEAで速やかに除去)
Hydrodissection
・強すぎ
急激な眼圧上昇
・弱すぎ
核分割困難

・Viscous dispersive OVD
ディスコビク
チストトーム
・重たすぎる
攝子
・ちょうど良い
抜けにくいので、IOL裏面までしっかり除去する必要あり
ゆるいビスコート
CDDIによって分類されている。

Hydrodissection
眼内圧への影響
・切開幅


A こだわりのIOL

1ピース、3ピース、どのように使い分けるか
合併症なければ差はない
機械的特性
1ピース:ループが柔らかくコントロールしやすい
条件が悪くても使いやすい
後嚢破損時には1ピースのレンズをin the bagに入れる(ただし、カバーできるくらいのbreakの場合)
On the bagの場合
3ピースの場合、毛様溝との擦れが少ないので色素散布が少ない
1ピースはhapticsが□なので擦れ、慢性的な色素散布が出てくる


B こだわりのPEA装置

Infinity
Ozil
・閉塞して吸引圧が上昇する前に破砕することがある
・硬い核が破砕できる→核が詰まることがある
・Ozil IP 吸引圧が一定まで上昇すると縦発振が出現
・30度チップ、45度チップの違い
30度は詰まりやすい

 
[このページのトップに戻る]
 
眼科お問い合せ
 
地図・交通案内

東京歯科大学 市川総合病院 眼科の専門分野と疾患別のご説明