- 角膜内皮細胞の機能 … ポンプ機能で透明性を維持
- 慶應での角膜移植原因疾患の内訳 … 白内障術後・LI後の水疱性角膜症(39%)、角膜移植術後の内皮機能不全(18%)、円錐角膜(12%)、角膜白斑(8%)、フックス角膜変性症(4%)、ヘルペス(3%) →約半数が角膜内皮機能不全による水疱性角膜症であり、これを防ぐため、 角膜内皮細胞を誘導することが羽藤先生の研究目的で、角膜実質細胞Cornea-derived Progenitors(COPs)から角膜内皮細胞への誘導を研究しています。
前眼部発生にはretinoic acidとWnt signalが重要と報告されている。
pitx2が増加すると、COPs、Neural crestに働きかけ、角膜内皮となる。
COPsから角膜内皮(TECE : tissue engineered corneal endothelium)への誘導方法とその評価
- 角膜からsphere culture法でCOPsを分離 → 7日間培養
- 細胞形態の評価
- RT−PCR法での角膜内皮の確認
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角膜内皮細胞のバリア機能についても研究されている
・claudine | 10bに注目している | → + イオンをよく通す |
10a | → − イオンをよく通す |