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イブニングセミナー実施記録
・2008.11.20 イブニングセミナー実施記録
『眼科不定愁訴の表と裏』
済安堂 井上眼科病院 院長 若倉雅登 先生

不定愁訴

  • 訴えが具体性に乏しく、形容的、感覚的なもの
  • 訴えが多岐にわたり、焦点がしぼりにくい
  • その愁訴に対応した器質的疾患を連想しにくい

■ 不定愁訴解決のコツ

  1. 調節、屈折が適正に矯正されていない。
  2. 眼表面が快適でない
  3. 眼球に違和感、疼痛、圧痛
  4. 実際に視力、視機能が低下している。
  5. 両眼視の異常
  6. 複視、動揺視の存在
    ・眼筋マヒ、吹抜骨折、甲状腺眼症など
    ・眼振、振動、上斜筋ミオキミア
  7. 眼球運動が円滑でない
    ・機械的:甲状腺眼症、軸性近視、眼窩腫瘍・偽腫瘍など
    ・眼球運動中枢障害に伴う眼球運動異常
  8. 眼瞼の問題
  9. 不適応の問題

■ Dysthyroid ophthalmopathyでは多彩な不定愁訴あり

  • 典型例は眼球突出、眼球後退、眼瞼腫脹、上転および外転障害、上眼瞼遅延(lid lag)
    複視、突出、表情の変化が主訴となるが、よく聞くと眼精疲労様の種々の訴えあり
  • 軽症例では わずかな眼瞼腫脹やごく軽度の上外転障害のみ---しかし訴えは多い


■ 甲状腺眼症は眼科の疾患!

  • 甲状腺機能亢進症(Graves disease)の50−60%に眼症
  • 甲状腺機能が正常の場合も多い→甲状腺自体は治療段階にない
  • 甲状腺疾患の活動性と眼症の活動性は独立

甲状腺眼症における抗核抗体陽性率
TSAbは必ず検査にいれる(眼科で調べる)


■ 本態性眼瞼痙攣
症状

  • 眩しい 95%
  • 目を開いていられない、目をつぶっていた方が楽 92%
  • 目が乾く 51%
ドライアイ外来には10−20%の眼瞼けいれん患者があるはず!


■ 眼瞼痙攣の治療と管理

眼瞼痙攣は難治な中枢性疾患

  • 誘因(薬物、環境)がある場合は早期に離脱
  • Botox治療(閉瞼を弱める)
  • Muller筋タッキング(開瞼を楽にする)
  • 抗コリン薬の応用(アーテンなど)
  • 固有知覚の利用
  • クラッチ眼鏡

術後不適応症候群

  • 白内障や硝子体手術などのあと、視力改善がみられるのに、「まぶしい」「見にくい」などと頑固に訴え、しばしば術者とトラブルになる。
  • 両眼視がうまくゆかず、術眼から中枢へ入力する情報が、統合されず、むしろノイズになっている。
  • 術前単眼視に適応している場合に出やすい。
  • 斜視、斜偏視があったり、術後不同視、不等像視が予測できる場合は、視力改善目的の手術は比較的禁忌である。
  • 受けた手術に対して成果を自覚できず、あるいは却って悪化したと感じ、手術という行為に対して負の評価をし、受け入れられない状態。
  • 患者はそのことで常時悩んでおり、日常生活、精神活動にも多大な影響を及ぼす。
  • 患者は手術を行った医師の診断、手術への過程(説明など)、さらに手術自体への不満を述べる。特に「手術が失敗した」と思い込みやすい。
  • 眼科は、「視覚」という日常生活に必須で高度な自覚機能を扱うため、その不都合が不満となってあらわれやすい
 
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