- 研究の対象
当院で角膜移植を受けられたのち、2000年1月〜2016年12月に白内障手術を受けられた方
- 研究目的・方法
白内障は加齢とともに水晶体混濁が生じる疾患であり、水晶体を除去し眼内レンズを挿入する手術治療が、一般的となっています。当院の眼科では、さまざまな角膜疾患に対して、毎年200件前後の角膜移植を行っているため、角膜移植後に白内障手術を行うことが時々あります。角膜移植を行っている施設は全国的にも少なく、角膜移植後の白内障手術を受け持つ施設も多くはありません。当科では、角膜移植後でも白内障手術を適切に行っており、患者様の満足度もおおむね良いものではありますが、これまで当科におけるこの手術成績をまとめて調べたことがありませんでした。また、角膜移植後の白内障手術の成績を調べることは、当科だからこそできる重要な調査と考えます。そこで、当院で行った角膜移植後の白内障手術成績を調べることを目的として、本研究を行うことといたしました。
2000年1月〜2016年12月に当院で行った角膜移植後の白内障手術について、手術による効果や合併症などの手術成績を、カルテ記載内容や保管データから後方視的に調べます。研究期間は倫理委員会承認後、平成29年8月31日までです。
- 研究に用いる試料・情報の種類
情報:カルテ番号、生年月日、イニシャル、病歴、角膜移植の治療経過、白内障手術の治療経過、合併症発症状況等
- お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出ください。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先
272-8513 千葉県市川市菅野5-11-15
東京歯科大学市川総合病院眼科
電話番号 047-322-0151
研究責任者 眼科 田 聖花
|