- 研究の対象
1995年1月〜2015年12月までに当院で翼状片手術を受けられた方
- 研究目的・方法
翼状片は結膜が角膜に、主に鼻側から侵入し、慢性的な充血や異物感、乱視による視力低下、見た 目の悪さなどを引き起こします。外科的切除が根治療法で、侵入結膜切除術を基本 とした手術が行われますが、しばしば再発が問題となります。そのため再発防止のためのさまざまな術式が開発されています。
東京歯科大学市川総合病院(以下、当院)では近隣の医院・病院などからのご紹介患者様を中心に、年間100件超の翼状片手術を行っています。当科で行う術式では再発率は低く、患者様の満足度もおおむね良いものではありますが、これまで当科における手術成績をきちんとまとめて調べたことがありませんでした。そこで、今回我々は過去約20年間で当院にて行った翼状片の手術成績を調べることとしました。
1995年1月?2015年12月に当院で行われた翼状片手術について、術式や手術による効果、合併症などの手術成績をカルテ記載内容や保管データから後方視的に調べます。研究期間は倫理委員会承認後、2021年3月31日までです。
- 研究に用いる試料・情報の種別
情報:カルテ番号、生年月日、イニシャル、病歴、角膜移植の治療経過、白内障手術の治療経過、合併症発症状況等
- お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出ください。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先
272-8513 千葉県市川市菅野5-11-15
東京歯科大学市川総合病院眼科
電話番号 047-322-0151
研究責任者 眼科 島ア 潤
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