このたび当院では、上記のご病気で入院・通院されていた患者さんの診療情報を用いた下記の研究を実施いたしますので、ご協力をお願いいたします。この研究を実施することによる患者さんへの新たな負担は一切ありません。また患者さんのプライバシー保護については最善を尽くします。なお、本研究は、東京歯科大学市川総合病院倫理審査委員会の審査を受け、病院長の許可を受けて実施しています。本研究への協力を望まれない患者さんは、その旨、上記の研究責任者までご連絡をお願いします。
- 対象となる方
西暦2009年1月より2015年7月までの間に、角膜クロスリンキングを受け、その後東京歯科大学市川総合病院眼科に通院されていた方
- 研究課題名
角膜クロスリンキングの術後成績についての臨床研究
- 研究実施機関
東京歯科大学市川総合病院 眼科
- 本研究の意義、目的、方法
・目的
今回の研究は、円錐角膜に対する角膜クロスリンキングの術後成績を明らかにする事が目的です。具体的な研究内容は、角膜クロスリンキングを受けられた患者様の術後のデータを集計・解析して移後成績を検討するものです。 なお、本研究は、慶應義塾大学病院眼科との共同研究です。
・方法
年齢、性別の他に角膜クロスリンキング後に測定したデータ(自覚的屈折検査、角膜内皮細胞検査、角膜屈折力、前眼部三次元画像解析装置など)を解析します。この研究のために追加して行う検査はありません。また、今後も通常の手術後に行う定期検査や診察以外のために来院していただく必要はありません。
- 協力をお願いする内容
診療録の閲覧、画像データの閲覧
- 本研究の実施期間
西暦2017年1月〜2017年3月31日(予定)
- プライバシーの保護について
1) 本研究で取り扱う患者さんの個人情報は、氏名と患者番号のみです。その他の個人情報(住所、電話番号など)は一切取り扱いません。
2) 本研究で取り扱う患者さんの診療情報は、個人情報をすべて削除し、第3者にはどなたのものかわからないデータ(匿名化データ)として使用します。
3) 患者さんの個人情報と匿名化データを結びつける情報(連結情報)は、本研究の個人情報管理者が研究終了まで厳重に管理し、研究の実施に必要な場合のみに参照します。また、研究終了時に完全に抹消します。
4) なお連結情報は当院内のみで管理し、他の共同研究機関等には一切公開いたしません。
- 利益相反について
本研究で角膜クロスリンキングを施行するための紫外線照射装置は、一部Eye Lens Ltd. Pte. 社からの無償貸与を受けています。
- お問い合わせ
本研究に関する質問や確認のご依頼は、下記へご連絡下さい。
272-8513 千葉県市川市菅野5-11-13
東京歯科大学市川総合病院眼科
研究責任者 教授 島撫
実施責任者 助教 柿栖康二
連絡先電話番号 047-322-0151