1.研究の対象
これまで東京歯科大学市川総合病院で、角膜内皮移植を受けられた患者様。
2.研究目的・方法
角膜移植の術式はこの15年ほどの間に大きく変化しました。従来は、角膜全層を移植する全層角膜移植術が大半の症例に行われていましたが、現在では角膜の罹患部位のみを移植する部分移植が半数以上の症例に行われています。その中でも、水疱性角膜症に対する角膜内皮移植は、現在最も多く行われて近年さらにその適応が拡大しています。当院は教育施設でもあり、手術に習熟していない者に対する手術教育も大きな課題です。特に角膜内皮移植は比較的新しい手術方法ですので、その教育法についても確立したものはありません。本研究では、これまで当施設において行われた角膜内皮移植の成績を、本手術の経験年数の違いに分けて比較検討するものです。この検討によって手術教育の課題を明確にして、学会発表や論文として発信することを計画しているます。なお、研究期間は、平成29年7月31日までです。
3.研究に用いる試料・情報の種類
当該患者様の病歴、治療歴、性別、年齢等。
4.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
研究責任者:島普@潤
お問い合わせ先:〒272-8513 千葉県市川市菅野5-11-13
東京歯科大学市川総合病院眼科
電話:047-322-0151(代)