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ドーナッツセミナー実施記録
・第120回ドーナッツセミナー
「注意すべき眼感染症と眼炎症性疾患」
横浜市立大学付属病院眼科 主任教授 水木信久 先生

注意すべき疾患10症例につき、わかりやすく解説していただいた。

症例1:健康女性に発症した両眼性の真菌性眼内炎

安易にステロイド内服が投与され、症状が悪化
眼底に羽毛状混濁が出現し、はじめてわかる
安易なステロイド内服を注意喚起させられる症例

症例2:13歳女児に発症した片眼性の細菌性眼内炎

安易にステロイド内服が投与されて悪化
症状が悪化〜眼内炎となり、硝子体手術施行
これも安易なステロイド内服を注意喚起させられる症例

症例3: TINU症候群 (tubulointerstitial Nephritis and Uveitis )

腎症状を伴う前部ぶどう膜炎 (全身倦怠感、発熱)
眼症状は点眼で改善するが、尿検査をしないと腎炎の診断が遅れる
腎炎にはステロイドパルスを行う
尿中β2‐ミクログロブリン及びNAGが特異性高い

症例4:後天性眼トキソプラズマ症

所見の有名な先天性より実は多い後天性
食肉感染(豚や羊の生肉、猫の糞便):フランス人・ブラジル人に多い
日本人でも30%が不顕性感染〜要注意
硝子体混濁と周辺部網膜の滲出性変化
硝子体手術・生研・抗体値(Q値:血中との比較)
治療はアセチルスピラマイシン、クリンダマイシン+ステロイドの併用

症例5:CMV網膜炎

硝子体混濁がなく、見やすい眼底
滲出斑+出血
免疫不全状態〜ときにHIV感染を合併:CD4の減少、HIVウイルス陽性
ホスカルネット・ガンシクロビル
AIDSにはHAART併用
Immune-recovery-uveitis:HAART導入後免疫が回復してくると炎症が出ることがある

症例6:眼内悪性リンパ腫

高齢者、両眼性の硝子体混濁
ステロイド治療にはわずかに反応するが著効しない
硝子体中のIL10が上昇
生命予後悪い
MTX硝子体注射

症例7:非典型的型網膜芽細胞腫

平均年齢は6歳
片眼性、石灰化なし
ステロイド抵抗性の眼内炎症状、眼底に白色塊

症例8:癌関連網膜症(Cancer-Associated Retinopathy: CAR)

癌患者
両眼性進行性の視野障害
網膜色素変性症様の眼底
OCTで網膜の菲薄化、ERG平坦
癌抗原に対する抗体が視細胞も攻撃

症例9:BDUMP (Bilateral Diffuse Uveal Melanocytic Proliferation)

癌患者
両眼性の漿液性網膜剥離
ステロイド治療に抵抗
よくみるとメラノサイトが増殖
病因は不明
生命予後不良

症例10:Schwartz症候群

ぶどう膜炎と眼圧上昇
可動性のない網膜剥離
圧迫など詳細な眼底検査で小裂孔の検出
治療は網膜復位術
有名だが、見落としが多い

水木先生への質問

島崎先生、その他から悪性リンパ腫の治療、ぶどう膜炎併発白内障の周術期管理、サイトメガロウイルス角膜内皮炎の治療などについて活発な質問が出た。

 
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